ブラジルモアイ大納言の日記

うれしい!たのしい!だいすき!

そうだ、古着屋へ行こう

こんにちは。
雨が降り続いていますね。

今週末は友人たちとお洋服のポップアップストア巡りをしに行くので、楽しみです。

そんな服を愛してやまない僕が、以前メディア用に書いていた記事があったのですが、陽の目を見ることが無かったので、弊ブログにて公開していこうかな〜と思いまする。

というのも、ここで紹介するコートを手放してしまったので、送別用の記事という意味で!!(だれだお焚き上げって言ったやつ)(そうだよ今は暇なんだよ)

それではどうぞ!

・・・

はじめまして、けんてぃです。

僕の趣味は服を買うことです。服を買ってどんな服と似合うか合わせるのも好きですが、その服と一生付き合うためにはどういう風な関わり合いが必要か、考えることも好きです。

例えば、この服はどうやってできたのか、この服を着る人はどういう組み合わせのものを着るのだろうかといった具合ですね。

考えているだけで、白飯3杯と半分はいけます。
それくらい服を愛しています。


そんな服が趣味である僕は、以前より「越冬のためにコートを買う!」と宣言していましたが
なかなか見つからずでした。

様々なお店を見て回り、いよいよ買えました。



気になっていた『teatora(テアトラ)』と言われるブランドのコートです。古着屋にて買いました。ポケットがたくさんあるため、収納力が凄まじく、内ポケットにiPadが入る優れもの。手ぶらで出かけられます。グレーのコートというのも僕は初めてでしたので、合わせるものは何が良いか想像が膨らみます。

※teatoraがどういった歴史のブランドなのかは、お父さんかお母さんかGoogle先生に聞いてみよう!

しかし、買ったは良いが寒い。
春仕様だったんですね。
ってことで春までは出番無しです。

まぁ春まで待ちましょう。

古着への勘違い

さて唐突ですが、あなたは『古着』と聞いてどんな感情が湧くでしょうか。

「流行りのものが買える!」
「デッカいサイズのものが買える!」
「人と違うものが見つかる!」
「安い!」

といったプラスの感情もあれば

「質が悪い」
「人の着たものだから着られない」
「なんだか臭そう、汚い」

といったマイナスの感情もあると思います。


どちらも正しい感情であると思います。古着に対してどう思おうが勝手です。


しかし、マイナスな意見をお持ちの方は浅はかな考えなのではないでしょうか。


古着に対して間違った解釈をしているため、古着を買わなかったり、古着屋に足を運ぼうとしない人もいます。

『安いからといって、古着はなんでもかんでも質の悪いものばかりではない』という考えを是非持ってもらいたいです。

なんだかんだで掘り出し物が見つかる古着屋。それを間違った解釈だけで買わない人もいる。

実にもったいないです。

古着屋によっては、海外からの買い付けによりニッチな服が買えたり、珍しいものもあったりします。故にどんな服と合わせられるか想像力も膨らみます。

古着屋って色々あるけども


古着屋の一例で、祐天寺や原宿、下北沢に古着屋はたくさんあります。若者が行く街に古着屋はあり!っていった感じでしょうね。原宿ならフラミンゴ様、下北沢ならNew York JOE様といったところは一度は行ったことがあるでしょう。


ブックオフや、2ndストリートといったお店にもユーズド、ヴィンテージ品があったりしていますが、まぁここは『古着屋』というよりは古着屋兼『リユースストア』と表記する方が正しいかなと思います。


説明が遅れましたが、古着は大きく『ヴィンテージ』『ユーズド(古着)』と2つに分かれると僕は思っています。(デッドストックとかもありますが、今回の主張に必要ないため割愛)

ユーズドは「used」と表記するように一度でも着たものを扱われています。

ヴィンテージは年数の定義は忘れましたが、一定の古さと、質の高いものを指して言います。

「誰かが着ていたから着られない」と言っている人はユーズドのものを指して言っていると思います。

ヴィンテージの場合は、製造されて誰かが一度でも着たことがある場合もあれば、ずっと倉庫にあったりする場合もあります。

古着屋のバイヤーをなめてはいけない


前述したように、古着と言えど、なんでも汚い訳ではありませんし、質が悪いものばかりではありません。というよりそんな質の悪いものばかりを集めるバイヤーはいません。

ユーズドのものは確かに若干の汚れがついているものもあり、着ることに抵抗はあります。

ヴィンテージアイテムも使用されたものもありますが、ヴィンテージアイテムの代表例ジーンズは長年履かれたことで、良さが出るものもあります。
よくジーンズを育てると言いますよね。『これは何年もののジーンズ』とか。有名人でもジーンズを育てることが趣味の人もいます。中でも草彅剛さんはヴィンテージジーンズ好きで有名です。

ヴィンテージものは値段が張ります。良いヴィンテージのジーンズならウン十万円はするでしょう。高いです、ですが、それを良しとして買う人もいます。


質が良いってだけでなく、歴史があり、そのジーンズを履くことで自分もその歴史を感じることができる(自己満足であっても)


ジーンズのようなヴィンテージのものも古着です。一概に「古着は汚いから買えない」「なんでも安いから質が悪い」とは思ってはいけません。

以前服が好きな人で『古着屋に8万の服があり、古着屋の権威性を疑う』といった言葉を残していたことがあります。

お店によっては「どうしてこの服にこの値段?古着なんだから安くしろよ」と檄を飛ばしたい気持ちも分かります。

その服の手入れとか、状態がどうだったかも僕には分かりません。

でも、なんだか服を軽んじて見ていませんか。あなたはその服の歴史についてちゃんと知っているんでしょうか。というより古着屋にだって質の良いものはあります。


その値段をつけた古着屋のバイヤーはしっかり服を見た上で値段を決めています。
そんなセレクションを通って選ばれた服なんですから、それ相応の値段がつけられるのは当然です。

それを「古着=安いもの」とだけ捉えていて古着屋の存在意義を否定するような人は、本当の服好きとは僕は言いたくありません。古着というより古着屋をなめてはいけないのです。

服を愛するなら古着屋へ

僕の今回買ったコートは古着屋、それもリユースストアも兼ねているところで買ったものです。即ち僕が買う以前に誰かが着ていたものです。ですが、大切に使われていたため、定価とまでは行きませんが、値段もそこそこしました。

古着屋なんだからもっと安くしろや、だなんて言えません。その服への信頼が値段をつけるのです。

そういった意味でも古着屋もセレクトショップも大差無いので、みなさん古着屋へ行ってみませんか?ブランドものも古着屋に行けばあるとこもあります。
それもリユースストアのところでも、そうでなくとも。

服をもっと好きになるなら、古着屋へ行き、服の歴史を知った上で買ってみるのも楽しいものですよ。

・・・

いかかでしたか。
今年は何を買おうかな〜と考えながら、これから始まる18-19AWを楽しみにコレクションを見ている雨の日です。

雨の日の楽しみとして、欲しいお洋服を眺めているのも良きかな良きかな…